睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です

睡眠時無呼吸症候群(SAS, Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に無呼吸や低呼吸(浅い呼吸)を繰り返す病気です。無呼吸・低呼吸で目が覚めてしまい、夜中に何度も起きてしまいます。熟睡できないため、日中に強い眠気も残ります。
SAS患者のほとんどの人が生活習慣病を患っています。睡眠時無呼吸症候群の患者は脳卒中・心臓病・居眠り運転のリスクがとても高く、睡眠改善と生活習慣の改善が重要です。治療方法としてはCPAP(シーパップ)療法があります眠る時に鼻マスクを装着する簡単な治療法です。一定の圧力の空気を鼻マスクに送り、マスクを介して常に空気を送ることで気道を広げ、無呼吸を防ぎます。投薬や手術などと違って身体への負担はほとんどありません。

また、脳卒中・心臓病・居眠り運転のリスクを下げる効果もあります。適切な対応をすることで、合併症が起こるリスク低減を期待できるため、早期に発見することが大切です。周囲のご家族で気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください